富田育磨著(めこん)
熊本県図書館で見つけました。旅行記や案内書はありますが、現地での生活を描いたエッセーで2021年発行と情報が新しいところが魅力の本です。タイランドの中心や南部はバンコク、パタヤなど観光地としても有名ですが、北方といえば、かつてタイ、ラオス、ビルマ、麻薬の黄金三角地帯と言われたところ。その地でボランティアをしている日本人の体験記。電気もガスもない土地にSNSが入ってきたり、伝統を重んじる長老と若者の関係、結婚・恋愛についてなど近代的な生活に慣れてしまった自分に新鮮に感じる話題が多かったです。タイ、ミャンマー、ブータン、ネパールなどに魅力を感じるのは、その地が日本人に懐かしく思わせる何か魅力があるからでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿