2022年5月30日月曜日

フリーマーケットに出店しました。

 5月28・29日にグランメッセ熊本でリビングフリーマーケットが開催されました。


今回初めて29日日曜に1日出店しました。会場の店舗のコマ数は100コマ以上。入場者も結構多いと感じました。10時スタート16時終了で売り上げは4300円。出展料が3700円だったので、600円の利益。労力を考えたらちょっと少ないですが。


高齢になった母が使用しなくなったものを中心に会場に並べました。

円空仏の写真や母が撮影した写真のパネルを置いていたら結構声をかけられることもあり、1人での出店でしたが楽しく過ごせました。秋の開催があれば次回は知人と出店も考えています。

2022年5月26日木曜日

本 ぐうたら交遊録(遠藤周作)、杳子 妻隠(古井由吉)

 本を500冊、1日1冊読む目標を立てたのに、最初から挫折。なかなか進みません。1冊づつではなくて、2~3冊同時並行で読んでいます。2冊ご紹介します。

●杳子 妻隠(古き由吉/河出書房新社)


「ようこ・つまごみ」と読みます。私が購入した記憶はありません。親でしょうか。1971年に「杳子」で芥川賞受賞。精神的病を持った女性との幻想的恋愛を描いた小説。


●ぐうたら交遊録狐狸庵閑話Ⅱ (遠藤周作/講談社)


私が高校・大学生のころよく読んでいたのが、北杜夫のドクトルマンボウシリーズ、畑正憲のムツゴロウシリーズなど。この本は2冊あったので、兄妹で購入していたのかも。

この本、交遊録ということで、遠藤周作さんが交友があった有名無名人が登場する。登場する主な作家は下記の通り。いずれも戦前生まれ、終戦当時は多感な二十歳前後。青春のエネルギーを作家活動に注いだ皆さんだ。彼らの著作読んだ覚えありませんか?

北杜夫(1927-2011)

三浦朱門(1926-2017)

吉行淳之介(1924-1994)

安岡章太郎(1920-2013)

瀬戸内寂聴(1922-2021)

阿川弘之(1920-2015) 

作者本人は、1923年生まれ、1996年没。

2022年5月24日火曜日

本 ペスト(カミュ)、野菊の墓(伊藤左千夫)

 大胆にも、先日読書1日1冊という目標を掲げましたが、早速挫折しています。やっと、2冊。気になるフレーズを抽出してみたいと思います。

ペスト(カミュ/新潮文庫)


この2年余りを考えればまずこの気になる1冊。実家に残っていました。家族のだれが購入したかは?

●p319:病疫のこの突然の退潮は思いがけないことではあったが・・・

やはり、コロナのことがあって、どのように終焉するのかがとても気になりました。ペストの場合は、街が封鎖され、感染者と死亡がピークを迎えた後、突然街から消え去った媒介のネズミがまた姿を現しました。ネズミも人も耐性を身に着けたのだろうか?ペストは消え去るだろうがこれまでの歴史で繰り返されている通りまたいつか現れるに違いありません。

●p138:一人の人間の前半生は上昇、後半生は下降、その人間の一日一日はもはや彼のものではなく、いつ何時奪い去られるかもしれない

その通りだと思います。60歳を過ぎてますます同感です。

感想:会話の部分は読みやすいですが、説明の箇所は難しい。外国の翻訳なので読むのに時間がかかりました。いつかはペストと同様コロナも終焉を迎える。その時のために着々活動の準備をしておこうと思いました。


野菊の墓(伊藤左千夫/新潮文庫)


明治39年発表の15歳の男子と17歳の女子(数え年)の純愛小説。女の子が年上だということで男の子の親たちに反対されるという今では考えにくい環境。女の子は望まぬ結婚を強いられその後衰弱して死んでしまう結末。

★コメントが種明かしになってしますので結末を知りたくない方は今後コメントをお読みにならないでください。


2022年5月20日金曜日

可睡斎 精進料理教室に参加しました。

 



コロナ蔓延で昨年の12月から再々参加を延ばしてきた人気の精進料理教室に先日参加してきました。場所は静岡県袋井市にある曹洞宗の禅寺・可睡斎(かすいさい)です。






変わった名前ですが、徳川家康とゆかりがあり、家康公が子どもの時に当時の大和尚さんが公をお救いしたことで後に公に城に招かれた折、公の前で居眠りをしたことからこの名がついたとのこと。現在は、若い僧の修行道場であり、秋葉大権現を祀る寺として、また牡丹や百合の鑑賞会、ひな祭り、風鈴祭り、火祭りなどが1年を通じて行われ県内外に広く親しまれている禅寺です。全国的にも有名な典座(てんぞ・料理部門の責任者)さんがおられ、毎月2回精進料理教室を開いておられるので、ぜひ一度教えを頂きたいと5月18日に参加しました。


講師は、小金山泰玄老師。大本山總持寺の典座など歴任され現在は可睡斎の典座。總持寺典座当時に大きな式の精進料理の弁当を1500食、1日空けて1600食作られたとのこと。想像できないスケール。参加した料理教室でもすべての料理を監修され、ほとんどを先生が作られそのお手伝いを生徒で行うという形式。

当日は9:30お寺に集合。献立の紹介があり、早速 庫院(厨房)へ。普段は檀家さんも立ち入ることができないエリア。料理教室の参加者ならばこそ。見逃すまいとあちこちを覗きました。

厨房はきれいに掃除整頓されています。


主な器はもちろん漆器。なかなか普段お目にかかることはありません。貴重なものです。

12時頃ようやく料理が完成。控室に戻ってお経の食事の偈をとなえて「いただきます」。ご覧の通り料理もご飯もたっぷりなので、慣れた参加者はタッパーを持参。原則毎月実施の料理教室ですが、開催約1月前にネットに日程が公表されたら1日で締め切られるほどの人気の高さ。4月は筍尽くし。お寿司や麺類を中心とした月もあって毎回楽しんでおられる常連さんも。熊本から参加したと聞いて参加者の方々にとても珍しがられました。一人で精進料理を研究していても知りえないわからないことが先生の調理を見て説明を聞きいくつかお尋ねをして目からうろこ状態になって 半年待ってわざわざ来た甲斐あり!とても貴重な経験ができました。また機会を作って是非参加したいと思っております。


学んだことは多くありすぎて、ここに紹介しつくせませんので、「OGA-STUDIO」ブログで紹介しています。

2022年5月13日金曜日

定年退職して3年半~新たな目標

 定年退職して3年半が経ちました。

このブログに2021年5月9日に「定年退職して2年半」を書いています。当時の目標の①は英会話ができるようになる、②は絵を描く、③は終活。1年たった今も目標は変わらず、カムカムラジオ英会話はほぼ毎日聞いて、お経も毎日朝あげて、ラジオ体操とランニング、タブレットで絵を描いて、料理もできるようになりました。南阿蘇の民泊もボチボチやっています。それに、昨日から一つ新たに「読書」を加えることにしました。実家に小説を中心に家族の読まなくなった本が500冊以上本があります。売るかあげるか捨てるか?悩んでそのままなんですが、捨てるに忍びなく、それなら処分しやすくならないかとすべての本に一度目を通すことにしました。

ルールは①1日1冊読む。②斜め読みよし。③半分以上読み最後の10ページほど読めばよし。さて500冊、2年以内に読破できるのでしょうか?これまで1年で読んだ(図書館で借りた)本は最高で約100冊でした。それにしても、図書館で借りていればお金もかからないし処分に悩まなくてもよかったのですが。でも、これも本と(ホント)の御縁なんでしょうね。引き続き処分方法の古本市や図書館の引き取りなどはリサーチ中です。

コロナがまだもたついています。制限もまだ続きますが、このまま閉じ込められているわけにもいかないので、安全対策を考えながらじわじわとこの先に進みたいと思います。

2022年5月11日水曜日

エコール・ド・パリ講演会紹介

 エコール・ド・パリに輝いた巨匠たちの中から、藤田嗣治・パブロピカソ・キスリングを深く魅力を紹介する講演会が毎週土曜の午後、3週に分けて熊本市花園公民館で開催されています。



講師は、元県立美術館学芸課長で今はキュレーターや大学講師として活躍されている村上哲氏。



1回目は、5月7日。テーマは藤田嗣治。幼少期を熊本で過ごし、今の熊大付属小学校に通った当時のエピソードやモデルとなった女性たちの素顔、戦争で心が傷つきフランスに帰化し晩年をフランスで過ごした藤田嗣治を熱く紹介されました。

2回目の5月14日はパブロピカソ、3回目の5月21日はキスリングを紹介の予定。14時開演、講演時間は90分です。まだ、参加に余裕があることです。お申し込みは下記まで。



熊本市花園公民館 TEL096-359-1261

浅草の1日

  4月19日に、私が2020年に卒業した東京国際仏教塾の本年度の開校式と閉校式が行われ、記念講演を拝聴するために上京しました。 講演が終わり、久しぶりに同窓生と懇親会。浅草へ。 待ち合わせの雷門下、観光客でごった返し。浅草寺にお参り、熱心にお参りする外国人観光客。 合流して私が...