2022年5月20日金曜日

可睡斎 精進料理教室に参加しました。

 



コロナ蔓延で昨年の12月から再々参加を延ばしてきた人気の精進料理教室に先日参加してきました。場所は静岡県袋井市にある曹洞宗の禅寺・可睡斎(かすいさい)です。






変わった名前ですが、徳川家康とゆかりがあり、家康公が子どもの時に当時の大和尚さんが公をお救いしたことで後に公に城に招かれた折、公の前で居眠りをしたことからこの名がついたとのこと。現在は、若い僧の修行道場であり、秋葉大権現を祀る寺として、また牡丹や百合の鑑賞会、ひな祭り、風鈴祭り、火祭りなどが1年を通じて行われ県内外に広く親しまれている禅寺です。全国的にも有名な典座(てんぞ・料理部門の責任者)さんがおられ、毎月2回精進料理教室を開いておられるので、ぜひ一度教えを頂きたいと5月18日に参加しました。


講師は、小金山泰玄老師。大本山總持寺の典座など歴任され現在は可睡斎の典座。總持寺典座当時に大きな式の精進料理の弁当を1500食、1日空けて1600食作られたとのこと。想像できないスケール。参加した料理教室でもすべての料理を監修され、ほとんどを先生が作られそのお手伝いを生徒で行うという形式。

当日は9:30お寺に集合。献立の紹介があり、早速 庫院(厨房)へ。普段は檀家さんも立ち入ることができないエリア。料理教室の参加者ならばこそ。見逃すまいとあちこちを覗きました。

厨房はきれいに掃除整頓されています。


主な器はもちろん漆器。なかなか普段お目にかかることはありません。貴重なものです。

12時頃ようやく料理が完成。控室に戻ってお経の食事の偈をとなえて「いただきます」。ご覧の通り料理もご飯もたっぷりなので、慣れた参加者はタッパーを持参。原則毎月実施の料理教室ですが、開催約1月前にネットに日程が公表されたら1日で締め切られるほどの人気の高さ。4月は筍尽くし。お寿司や麺類を中心とした月もあって毎回楽しんでおられる常連さんも。熊本から参加したと聞いて参加者の方々にとても珍しがられました。一人で精進料理を研究していても知りえないわからないことが先生の調理を見て説明を聞きいくつかお尋ねをして目からうろこ状態になって 半年待ってわざわざ来た甲斐あり!とても貴重な経験ができました。また機会を作って是非参加したいと思っております。


学んだことは多くありすぎて、ここに紹介しつくせませんので、「OGA-STUDIO」ブログで紹介しています。

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