2023年1月23日月曜日

バンコクの旅3日目 最終日

 タイ滞在最終日。バンコクの隣、古都アユタヤへ。



青年Aさんに一日案内をお願いしました。朝10時にホテルに迎えに来てもらい、自家用車で回りました。彼へのお土産は、胡麻せんべい、どら焼き、海苔と私手作りの腕輪念珠。


まず最初にアユタヤへ。アユタヤはバンコクから北へ80km。車で約2時間。今回車で案内してもらったのでとても快適に回れました。行く途中の道路沿いのレストランで昼食は定番の牛肉と肉団子が入ったヌードル。


アユタヤの遺跡は大きな池を取り囲むようにあり、まず最初に行ったワット・マハータートはガジュマルの木に包まれた仏頭が有名。多くの仏塔や頭が切り落とされた仏像は昔ビルマ軍に侵略されて破壊されたままを残しています。



次に訪れたのは、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン。このお寺には僧侶がいて、古い仏塔と現在が共存し祈りの場となっていました。仏様に花、線香、ろうそくをお備えしました。



アユタヤは象に乗ったり、レンタサイクルでお寺を回ったりカフェでのんびりしたり、1日ゆったり時間があれば楽しめそうでした。


カフェで休憩して、バンコク市内に戻りました。ドンムアン空港近くの大きな市場(チャトウチャック市場?)へ。チェンマイ地方で作っている鶏柄の器がほしかったので探しましたがなかなか見当たらず、ようやくホーローの皿165Bとカップ190Bを購入。たくさん買えば安くするとのことでしたが、1個では観光客価格のようでした。タイの山奥には鶏の原種が生息していますがそれを描いたのでしょうか?次回聞いてみたいと思います。


市場内の食堂で軽めの夕食。昼に食べたヌードルの具とスープをご飯にかけたような丼。見た目は地味でしたが味は美味しい。地元の人が食べるのをまねて、生唐辛子(プリッキーヌ)を数本混ぜてみたらこれが辛くて旨い。一味などとは違う爽やかな辛さとうまみが癖になります。左側の刻んだ野菜の味はタカナ!1皿が60B。


ドンムアン空港に送ってもらったのが20時頃。カウンターにチェックインしてゲート前でお別れ。出発の25:35まで5時間以上。はたして、寝ることもできず、ビールを飲んだり、ぷらぷらしたり。ようやく機内に案内されて離陸。機内は消灯でお休みモード。でも眠れずうとうと。到着前に朝食の案内がありましたが購入せず到着して朝食をとることに。9時に到着後、帰国時のコロナ感染確認は5回ワクチン接種しているのですぐ終わり、入国検査も指紋確認と顔のモニターチェックの間に終了。持ち物検査もなくすぐゲートを通過できました。ひさびさの海外だったので不審に思われることもなかったのでしょう。出ロビーで出検査犬がキャリーバッグを嗅ぎ回っていました。

国際線ターミナルはレストランがなかったので朝食はセブンイレブンでパンとコーヒーで済ませ、11時発の熊本行きのバスで帰路に。

今回は、バンコク2泊、機内1泊の短い旅でしたが、試したかったことはほぼやれて満足できました。今回の経験を生かして次回またタイに行きたいと思います。今回の旅のポイントです。

●旅パック:HISの旅パックをネットで購入。福岡発着で熊本からは便利。エアアジアは食事は事前に予約するか機内で購入。持ち込みは飲み物含めNG。料金は弁当とビールで1350円でした。私が泊まったトンタラリバービューホテルはちょっと古い建物でサービスは基本的なものしかありませんが、朝食はおいしかったです。2泊3日でもバンコク、アユタヤを訪ねることもでき買い物もできました。次回は航空券、宿泊施設を別々に選んで予約しようかと思います。

●タイでの食事:食堂だとヌードルが20B(80円)ぐらいから。コンビニはセブンイレブンで飲み物、パン、菓子を購入。日本の半額ぐらい。ビールなどの嗜好品は割高でした。コンビニのデザートは種類が多くて安く(10B~)て魅力的です。今回は有名なレストランなどには行けませんでした。果物は種類が豊富。時間がなかったので、パイナップル、スイカ、ミカンしか食べてないので、次回は海鮮料理などいろいろ食べたいと思います。

●トイレ:有料も多い。どこにあるかよくわからないので、観光寺、レストラン・カフェ、ホテルや公共の場のトイレを利用しました。ホテルにおしり洗浄具があり快適でした。

●両替:空港で1回100ドルをバーツに交換。お土産を購入したりしたときにドルで支払いおつりをバーツ(B)でもらうので今回はこれで足りました。交換レートはポケトークで確認できます。

●ことば:ポケトークは想像以上に役に立ちました。①案内をしてくれた彼との会話。②お土産を買うときの店員とのやりとりと交換レートの確認など。案内の彼はポケトークがほしいとのこと。数年続けてきたラジオ英会話の効果はあったと思います。タイの一般の人はほとんど英語を話しませんが積極的に話しかけれるようになりました。必要なときはポケトークを使えば以前の海外旅行にくらべ格段に便利です。帰国後タイ語で書かれた調味料の使い方もポケトーク付属のカメラ翻訳機能を使っています。

●スマホ周辺機器:変圧器は持参せず。変換プラグ(A,C,BF)持参。ホテルで使用したのはCタイプ。充電器は電池式を持参。屋外でポケトークの充電に使用しました。auスマホなので、世界データ定額を3日間契約。

●保険:HIS扱いの保険に加入。

●コロナ対策:タイ人はほとんどの人がマスクをしています。旅行者の欧米人はほとんどマスクをしていませんでした。コロナにかかって日本に持ち込まないために、マスクをして、人混みはできるだけ避けました。

●交通機関:結構慣れるまでが大変でした。MRT(高架鉄道)、バス、水上バスを体験しました。特にバスはどの番号のバスに乗ったらよいか、どのルートがよいか事前に調べないと間違ったら結構大変です。到着してすぐの時はあわてて間違ったバス乗ってしまいました。バスには車掌さんが乗っていました。水上タクシーは渋滞が多いタイでとても便利なことがわかりました。水が眼に入って炎症おこさないように飛沫を遮るサングラスなど持っているとよいと思います。

●おみやげ:今回はあまり買いませんでした。空港の国際線には商品が少なかったので、事前にコンビニなどで菓子など買っておくと安心だと思いました。

以上バンコク旅行の報告でした。

2023年1月20日金曜日

バンコクの旅2日目その2

 1月20日夕方17時、欲しい器を探しに、再びバスに乗って見つけていたデパート?の近くで下車。店名はロビンソン。やはり百貨店で、目当ての器はありません。また、ぶらぶら徒歩で2キロほど距離のホテルに戻りながら雑貨店に立ち寄り探してみますがありません。通勤帰宅時間と重なったのでバスが混んでいたのでまた歩いて帰ってきました。

セブンイレブンで、カップラーメンとビールを買って夕食。

辛めのスープのラーメン。酸味があって美味しい。折りたたみのフォークもついて14B。


ビールは2日でこの3本飲みました。アルコール度は⒋8〜⒌0度。ライトテイストで食事に合うと思います。右のSHINHAは41B、LEO とChangは39Bと他に比べて高め。一般的な日用商品は日本の半額ぐらいですが、嗜好品は日本と同じぐらい。バスの8B(約30円)には驚きました。







ホテルからの眺め。チャオプラヤ川をのぞみ、船が時々往来するのが見えて、なかなかの眺めでした。


バンコクの旅2日目その1

 2日目の1月20日、朝6時前に起きてホテルでバイキングの朝食。品数は普通だけれど鶏のお粥はじめどれも美味しかった。


昨日はバスに乗れずいたので、まずは渋滞を避けてチャオプラヤ川の水上タクシーでホテル近くの乗船場からワットポーの近くまで。会場からの眺めは凄かった。通勤客や学生ですぐ満員。波が飛んできて目が充血気味。トンタラリバービューホテルのそばの乗船場が始発なのでとても便利。





テラワーダ(上座部仏教) の総本山・ワットポボーンへ。以前読んだ「タイの僧」の影響。8時に到着するとちょうど有名な本堂の中に前後に座する大きな釈迦仏の前で修行僧が行う読経を生で聞くことができました。写真を撮るのも憚れるほど感動。ノートに写生して他の仏像を参考にして描いてみました。

次は涅槃像のミニチュアを求めワットポーを目指して。まず寺のぐるりの土産物をあたるが見当たらず。やっとお土産屋が開店したところで小さな2体を見つけました。もう少し大きなものも欲しくてワットポー内に入りました。もちろん有名な涅槃仏にも久しぶりにお参り。座する釈迦仏の前でしばし坐禅も組みました。最初土産物コーナーでは見つけることができませんでしたが、なんと高僧仏を祀る建物で小さな公式の売店を発見、そこになんと涅槃仏が。


もちろん熊本へお招き致します。

また、ホテルへの戻りは徒歩で。半分ほどの道のりでバテて、洋風チヂミのような物とアイスミルクティーで軽く昼食をとり、


ついにホテル前を通過する15番のバスに乗ることに。幸い昼過ぎで乗客は半分足らず。ドライバーは女性。男性と同じぐらい急加速発進でした。つい降り損ねてはと3つほど手前で降りてしまいました。

またセブンイレブンでデザートと牛乳を購入して一時ホテルへ。でも、寝不足なはずなのに眠くはありません。水上タクシーは16B,バス代は8B。

2023年1月19日木曜日

バンコク旅1日目



久々の海外。1月19日朝5:47の福岡空港行きバスに乗り遅れ、その後の天神行きに乗り、博多駅で地下鉄に乗り換えて8時過ぎ到着。手続きが混んでいてギリギリ10:00発エアアジア、バンコク・ドンムアン空港行きに間に合った。

機内はほぼ満席。エアアジアは運賃が安いので、食事が有料。チキンウィズライスとビールを注文。1350円。






約6時間でドンムアン空港到着。晴30℃。ホテルまでは、Siam駅までバスで行き、そこからタクシーにしようと考えて、15:00空港発のバスに乗ったつもりが間違ってしまい、車掌さんにMo Chit 駅で降ろされた。バス代は30B(1B:約⒊9円)モーチット?






そこからBTSに乗りSiam駅下車。45B。買った乗車カードがゲートにタッチしても開かないのでゲートをよく見ると下の方にカードの回収口があった。少し歩いてみようと思い、Googleマップ見ながらホテルの方向へ。8kmぐらいはある。歩くとけっこう暑い。途中トランクの取手が壊れて疲れても来たのでタクシーを拾おうと思い渋滞で止まっているタクシー交渉するがホテルがわからないらしく(私の説明が悪い?)4台に断られた。もう半分は歩いたので歩き通すことに決めた。周りは暗くなってきて周りを眺めながら歩く余裕はもうない。やっとホテルに着いたのが19時前。フロントスタッフに、バスは混んでいて乗りたくないから明日ワット・ポーに行く良い方法を尋ねたところ、ボートを薦められた。明日が楽しみ。

すぐ食事に出かけた。ホテルの近くの屋台でビーフンのような米の麺と牛肉と肉団子入りヌードルを注文。15B、安て美味い!その後セブンイレブンでデザート、パン、牛乳、ビールを買って全部ホテルで食べた。















トンタラリバービューホテルは少し古いが、室内は綺麗で広い。14階で夜景は綺麗だった。


2023年1月16日月曜日

報恩寺涅槃図の修復

 熊本市の報恩寺さんの涅槃図が修復(クリーニング)されて戻ってきたのを拝見させていただきました。元の絵のしわがなくなり汚れが落ちてきれいになったのがわかります。

クリーニング後



クリーニング前

2023年1月3日火曜日

本 タイの僧院にて(青木保著)

 青木保著/青土社


文化人類学者・青木保氏の著書。エッセー、旅行記。
ちょっと手に取りにくいタイトルと表紙の写真?
熊本県立図書館の本棚で偶然見つけた本です。私は定年退職後在家得度したり涅槃図を描いたり、近々タイに行くつもりなので、このタイトルが目に飛び込んできました。
著者が33歳のときにタイで調査の仕事があり、そのまま約半年間、厳格なタイ仏教の寺で修行をした話です。どんな寺でどんな修行をしたのか?なんで33歳という歳でなのか?まず後書きを読むととても読んでみたくなりました。
タイの仏教は日本で主流の大乗仏教とは異なり、上座部仏教(テラワーダ)です。何が違うのか?タイの男子の多くは一度は寺で修行します。時期は雨期の雨安居(7月~11月)のとき。未成年は短い期間で修行して、僧侶を目指す人は3ヶ月半寺で修行をします。修行の中心は読経(パーリ語)と瞑想。一部は寺に残り僧になりますが、多くは還俗(げんぞく/スック)し社会に復帰します。食事は日の出から正午まで1~2回。食事は毎日托鉢していただいてきます。
青木氏は約半年寺で修行して得度したこの経験が人生を変えたらしいのですが、私が定年退職後東京国際仏教塾で1年学んだ経験がちょっとオーバーラップしました。

2023年1月1日日曜日

今日の1枚 028 動物たち

 涅槃図には、多くの動物が描かれています。獅子(ライオン)や象などは描いた作者が見たことがない動物を描いているので、なんだかおかしい姿のものもあります。逆に鳥や昆虫や小動物は身近に存在する生き物なのでリアル。涅槃図を眺めるときそのあたりに気をつけて見ると楽しめます。下の報恩寺の涅槃図の動物たちの中には、麒麟のような想像上の動物からオシドリと思われるリアルなものまでいろいろです。





浅草の1日

  4月19日に、私が2020年に卒業した東京国際仏教塾の本年度の開校式と閉校式が行われ、記念講演を拝聴するために上京しました。 講演が終わり、久しぶりに同窓生と懇親会。浅草へ。 待ち合わせの雷門下、観光客でごった返し。浅草寺にお参り、熱心にお参りする外国人観光客。 合流して私が...