2023年6月30日金曜日

東京→北海道11日間の旅 7~11日目

 7日目の24日はいよいよ北海道。午前の便で新千歳へ。泊まりは札幌町、琴似の民泊。琴似までJRで行き民泊にチェックインの後、遅い昼食。人気店を調べて、旭川ラーメンななしへ。写真撮影はNG。スープは濃厚、ちょっとしょっぱい。これ、北海道のラーメンに共通?ちぢれ麺で、美味しかったです。カレーが美味しい店を尋ねたら、「カレー?スープカレー?」。琴似駅横のピカンティを教えてもらいました。カレーとスープカレーは別物なんですね。テイクアウトで「ザンギと野菜カレー」を注文。前のヨーカドーで小樽ビールを買って持ち帰りました。量が多かったのでカレーだけ先に食べてザンギ(スパイスがきいた鶏の唐揚げ)は夜のおかずに。夜は、鯖寿司とマグロの刺身を半額で購入。民泊でゆっくりいただきました。


8日目、仕事仲間だった友人G氏が今は三笠に住んでいるので、JRで岩見沢へ。駅まで迎えに来てもらって、まずは三笠の炭鉱跡を見学。その日は彼の奥さんや彼のお友達と宿泊の場所で宴会。熊(ヒグマ?)の焼き肉、ジンギスカン、夕張メロン、大きな蕗の煮物や地酒など北海道の珍しい美味しいものをいただきました。


9日目、26日は友人G氏、彼の友人のツアーガイドのM氏と3人で層雲峡へ。目的は私の希望でコマクサ平のウスバキチョウの観察。国の天然記念物で、高山植物のコマクサが食草なので、生息地が限定される極めて珍しくそして美しい蝶。私が子どものときから一生に1度は見たいと願っていた蝶です。ついにそのときがやってきました。現地に着くまでに数百メートルの雪渓を横断しなければならないので、熊本からアイゼンを持参しました。

銀仙台駐車場から片道2時間。1時間足らずで雪渓に到着。斜面は急で下を見ないよう足下に集中。とそこに谷底からスキーを担いで雪渓の急斜面を上がってくる人が。なんと、斜面を滑降しているとのこと。いろいろな人がいるものです。

雪渓を抜けるとコマクサ平。途中も高山植物を見ながら歩きましたが、ここには、コマクサがあり、これからしばらくが花の季節。かわいくけなげなピンクの花を咲かしていました。コマクサの花や芽を食べるのがウスバキチョウ。



いました!早い!止まらない!

一度に数匹がコマクサがある平原を飛び回るのですが、お昼時、珍しく晴天で暖かいせいか、花などに止まる気配がありません。撮影しているマニアの人たちも十数人いて、望遠レンズをつけた年季が入った1眼レフカメラで追いかけていました。私がスマホで撮ろうと思うと言ったら、鼻でぐすっと笑われてしまいました。撮影した蝶を見せてもらいました。見事に飛翔する蝶がファインダーに現れました。もう何十年も撮影しているとのことでした。

環境省/ウスバキチョウの写真はコチラにアップされています。

層雲峡に戻って、温泉に入って、宿のホステルでセットの夕食がカレー。地酒を安く提供していたので、たっぷりといただき、早々とぐっすり寝てしまいました。

10日目の27日、5時に目覚め、ロープウェイとリフトを乗り継ぎ、黒岳中腹へ。ケーブルカーの上の駅周辺やリフトの通路下にはかずかずの高山植物が咲いていました。コマクサ平とは異なり標高が低く暖かいせいか人の手が入ったためか早咲きで、大きい。登山道を少し往復した後、帰りはリフトに乗らず登山道を降りることに。道には大小石がゴロゴロで、笹や木が茂り眺めもあまり良くなかったのであまりお薦めではありません。唯一さえずっていたウグイスやコマドリなど小鳥の声が励ましでした。




層雲峡まで下山して、一路三笠へ。途中、大雪森のガーデンや六花亭カンパーナなどに立ち寄って、三笠に到着。G氏に別れを告げ、M氏が新千歳空港に行くとのことで、苫小牧まで車に乗せてもらうことに。

苫小牧の民宿に18時前に到着。ホストのM氏に伺うとおすすめの店が定休日とのことだったので、宿の周辺を探索してみることに。外は霧、苫小牧は海水の影響でいつも霧っているとのこと。霧雨の中歩いていると、やき鳥光洋店があったので入ってみることに。座ると正面に「感謝祭」の文字が。運良く1年に一度の創業感謝祭で、ビールなど半額。厚岸の岩牡蠣なども特価。なんとズワイガニの半身が500円!今年苫小牧も豊漁でこの値段。冷凍ではなく生!


翌日28日は北海道最後の日。まず、朝飯はコンビニで調達し、チェックアウト後に苫小牧漁港の市場まで送ってもらいました。ここでは、マルトマ食堂のホッキカレーが有名とのこと。50人ぐらい並んでいたので、近くの小さな商店に入りテイクアウトのホッキ丼を注文。店内では料理しておらず近くの食堂から持ってきますとのことで、見ていたら、店のお兄ちゃんがなんと走ってマルトマ食堂の厨房へ。要するに、マルトマ食堂の2号店で、出し物は同じ。テイクアウトの器代だけ追加料金とのこと。1時間並ばずに同じ物が食べれるならやっぱりこっち?

ホッキ丼。癖はあまりなく、甘みがあってまろやかでした。

マルトマ食堂に並ぶお客の列が見えます。


苫小牧駅まで 途中マックスバリュでお土産を買って、歩き。北海道の道は片側2車線が多い。そんなに車が多いのかと思ったが実は冬に除雪をするとだんだん除雪した雪が増えて、外側の道は雪に埋まって使えなくなるとのこと。幸い苫小牧は札幌と違い冬も雪は少ないらしい。民家の建物が四角い家が多いのは、平らな屋根に雪を落とさずにためる仕組みがあり、斜めの屋根の家は下に雪が落ちてもいいように土地が広い家だそうです。

新千歳駅までJRで。16:15発大阪経由のJALいよいよ熊本へ。20:40熊本空港着。無事11日の旅が終了しました。

体調不良で体に気を遣いながらの旅でしたが、晴天に恵まれ、おおむね計画していたことがほぼできたことは、協力してもらった仲間があってのことで感謝です。60歳を過ぎて体力の衰えを徐々に感じていますが、70歳過ぎるともっと・・・と言う先輩のアドバイスを胸に、今しかできないことを粛々とやっていきたいと思います。日々是精進、日々是好日。

最後に、大雪で出会った花々を紹介します。

層雲峡~コマクサ平












黒岳ロープウェイ駅周辺の花壇





東京→北海道11日間の旅 2~6日目

 5時半に成田山の護摩祈祷に参加。護摩の炎とお坊さんたちの唱えるお経のきれいな声に暫し心穏やかに。




ホテルに戻り、6時半発の送迎バスで成田空港へ。空港から京成線で押上乗り換えで、ソースネクストの株主総会を行う会場がある半蔵門へ。



民泊を営んでいると外国からのゲストも多いので、それもあってソースネクストの翻訳機ポケトークを購入して株主になった縁で。今年は理由あって株価低迷。今年期待したいと思います。

2日目から5日目までは、ホームグラウンドの三鷹を中心に、もろもろ用事を済ませることに。

21日は、以前9年ほど東京で働いていた時の仕事仲間の友人に会いました。もう、仲間の多くは定年退職して地元に帰ったりしてしまったとのこと。友人は一線を退きご意見番として頑張っていました。

午後は、この上京中にラジオで知った、絶滅危惧種の蝶ツシマウラボシシジミを飼育している足立区生物園を訪ねました。沖縄の蝶を中心に飼育して温室に放蝶していて目の前で観察できるようになっていていました。


温室で飛び交う蝶。ココゴマダラ。

22日は、これもラジオで知った、高齢者の性について描いた話題の「茶飲友達(ティフレンド)」を下高井戸の映画館に見に行き、昼からは大久保に出かけて、ベトナムのパインミーを初めて食べました。フランスパンにニンジンや大根の酢物と焼き豚、葉ソーセージが挟んであるサンドイッチ?リーズナブル値段で健康的で美味しかったです。


6日目の23日は、3年前に1年間学んだ東京国際仏教塾の事務局長の送別会に田町まで出かけました。参加予定だった私たちの曹洞宗の先生だった老師が会場までの道を迷われ参加できなかったのは残念で、ご高齢の方への配慮を改めて考えさせられました。携帯電話に頼りっぱなしで失っているものに気づかされました。この日は、羽田に近い青物横丁のT東横インに泊まりました。駅の隣で傘を差さずに入れる便利な立地です。

上京すると、よく食事や時間潰しに利用するのがサイゼリア。安いし、野菜が新鮮でサラダドレッシングが美味い。小エビのサラダ好きすぎて2個注文する時もあります。ワインも1杯100円です。この日も利用しました。

東京→北海道11日の旅 1 日目

 民泊をクローズしている間に11日間旅に出ることにしました。

定年まもなくコロナ禍となり、旅もし難い状況が続いたけれど、3年経ち、ようやく出かけやすくなったので、梅雨の時期に民泊をしばらく休んで、溜め込んでいた用事ややりたかったことをまとめて実行することにしました。

*6月23日仏教塾の先輩の送別会に出る。

*6月19日株主総会に出る。

*北海道大雪山のウスバキチョウを見る。

*東京と北海道の友人に会う。

この当初の目的に、縁は異なもので、いろいろな出来事が加わり充実した旅になりました。


●6月18日日曜

熊本県庁前8:20の空港行きバスに乗るつもりが満席。次のバスに乗れない場合を考えタクシー会社に相談しましたが、20分後なんとか次のバスに乗ることができました。旅の最初から予定が狂います。

運賃が割安なジェットスターで成田へ。成田は、真言宗の成田山新勝寺、仏教修行で何回もお世話になったドミトリー式の民泊、人気のウナギ屋、好きなタイ料理店などがあり、上京の際はよく成田便を利用しています。

この日、タイ料理店は残念ながら休み、鰻屋整理券を配るほどの賑わいだったので、近くのたけろくらーめんに入りました。九州には少ない牛骨スープのラーメン。





今回の宿は、コロナ禍中に休んで改装した エディスターホテル。リーズナブルで成田山新勝寺にも近く便利。夜は近くのイオンで買い込んでビールと弁当で夕食を済ませました。

2023年6月12日月曜日

グレート マザー・ランド(葉祥明/葉山祥鼎)

写真集。

南阿蘇のOGA亭に置いておきたいと外国語の本を探していたのですが、
葉照明阿蘇高原美術館に遊びに寄ったとき、葉山館長に勧められました。
日本語と英語で書かれています。

文章は、葉祥明(ようしょうめい)
写真は、葉山祥鼎(はやましょうてい)

2020年7月1日発行。

「人生をどう生きたらいいのか、わからなくなったときに読む本」
と表紙に書かれています。

・東日本大震災
・熊本地震
・コロナウイルス。

苦しいときには何をすればよいのか?

ロシアのウクライナ侵攻は2022年ですが、これも写真集からオーバーラップしてきます。

Ⅰ冊手元に置いておきたい本です。



2023年6月3日土曜日

断捨離 父の写経

 実家の断捨離、遅々として進みません。なんとか、今年はと思いながら数年がたちます。


実家を片付けていると、父の写経が出てきました。あるのは知っていましたが、どれぐらいかるか?整理してみると、昭和63年から平成24年まで、24年間で約2000枚。1週間に平均2枚書いたことになります。1枚書くのに1時間。私なら2時間ぐらいかかるかも。これまで写経に2000時間、仏道修行したことになります。

ゴルフが趣味で、スコアカードが何百枚と残っていたのにも驚かされましたが、この写経の枚数には驚きました。

捨てかねており、扱い方を菩提寺にご相談しようと思っています。

断捨離、ゴミ?の山から何が出てくるか。古着、傘、靴、食器、身の回りの愛用品、切手、テレホンカードなどなど。何度かフリーマーケットに出店したり、でもなかなか減りません。

亡くなった人を懐かしく忍びながら、断捨離は続きます。

仏壇の前にお供えして、ご報告。

浅草の1日

  4月19日に、私が2020年に卒業した東京国際仏教塾の本年度の開校式と閉校式が行われ、記念講演を拝聴するために上京しました。 講演が終わり、久しぶりに同窓生と懇親会。浅草へ。 待ち合わせの雷門下、観光客でごった返し。浅草寺にお参り、熱心にお参りする外国人観光客。 合流して私が...