2021年5月16日日曜日

一日のつとめ

 定年退職した者は勤めがない、確かに毎日勤めには出ていきません。

でも、毎日は二四時間きっかりある。日蓮宗のお寺さんに教えていただいた食後の言葉「この命を無駄にすることなく日日のつとめにはげみます」とあります。仏道では、お経をあげたり作務をしたりすることだろうし、子どもは学校に行ったり遊んだりすることだろうし、勤め人は仕事に励みなさいということでしょう。私のつとめは何だろう?

退職してから、毎日朝四時過ぎに起床し、海外のドラマ映画(今は「ER」)を見て、ラジオ体操、ラジオ英会話、読経の後朝食。食後ランニングして、あとは、絵を描いたり、仏教の本を読んだり、家の片付けをしたり、買い物など。時々民泊の施設の清掃に行ったりして、そのうち夕方になって、食事の準備。九時ぐらいには寝る毎日です。もちろん、例外の日もありますが、コロナになって、家で過ごす時間が増えました。出かけるのも少なくなっています。

目標があります。持ち物を減らしたい。あの世?まで持っていけないので片付けたい。昔、お坊さんは出家すると身の回りのものは服と自分の修業のための道具と食器だけ。今でもタイなどのお坊さんは原則同じ。お金を持っていないので信徒さんから托鉢してお食事を頂く。何も持たない生き方、これ私の究極の理想です。しかし現実はちょっと無理。そこで、要らないものを片付けてそこに近づきたい。そこで、いろいろと捨てられないものが出てくる。親が残してきたもの。服などはリサイクルショップで販売してもらいましたが、まだまだ残っているので、何かにリメイクできないか?

昔、お坊さんの服は、信者からいただいたぼろ布などを縫い繋いで袈裟をこしらえていたらしい。今でいうパッチワーク?新たな私のおつとめの一つとなるのでしょうか?


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