24-25年版FPの教科書3級(TAC出版)
1999年にFPの資格であるAFP(FP2級技能士)を東京で働いていたときに取得しました。もう25年も前のことです。そのころ働いていた会社は楽しく働きがいはあったのですが、将来に不安があるというか自分に自信をつけて、自分を試したいというか、色々資格にチャレンジしていた時期でした。夜学に通うわけでもなく、シコシコと早く家に帰れる日にファミレスに行って夜中に自習で参考書を読むのを続けていたのですが、宅建や行政書士など目指したものの途中脱落、宅建は試験を2度落ち、結局受かったのはFP資格だけでした。しかしこの資格は大変私に役立ちました。保険、不動産、資産運用、相続、ライフプランニングやキャッシュフロー表の作成。自分や家族のことでこれほど役立つとは思いませんでした。エンディングノートや保険、防災やセカンドライフ・民泊経営についての講演の講師をしたこともあります。
いまでも年に5~6回はセミナーに参加していますが、自分より若い人たちにFPを紹介したいと思っても25年も経つと得意なジャンルとそうでないジャンルの知識の差があり、自信を持って紹介できない。そこで、FPのなかで一番初級のFP3級(技能士)の参考書を買って読んでみようという気になりました。
FPが学習する項目は大きく分けて6つ。①ライフプランニング、②リスクマネジメント(保険)、③金融資産運用(株式や投資信託など)、④タックスプランニング、⑤不動産、⑥相続・事業承継 です。
どれも一般に人が普通生活していく上で、一生のうちに大なり小なりかかわる事柄です。本を読んでみると、まだ私の中に知識は残っているものの、数字などが曖昧なことも多く、読む価値がありました。特に、まだFP(ファイナンシャル・プランニング)について知識をお持ち出ない方は、受験されなくてもいいのでぜひ一読されることをお勧めします。保険や投資、相続など知らなくて不安だったことがわかってくると思います。税理士、弁護士、行政書士、不動産業者や保険代理店など日頃はあまり縁が無い人たちが身近に感じるかもしれません。
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