2018年10月に60歳で定年退職し、今月で2年と7か月が過ぎました。2020年初めにコロナウィルスが発生・蔓延し世界中大変なことになりました。私が退職した後の期間の約半分はコロナ騒ぎということになります。予定していた計画のいくつかは中止したり大きく変更することになりました。しかし止めるわけにはいきません。私は20年以上前にファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得しました。この影響もあると思いますが、計画を立てること(FPではライフプランと言います)と見直し・検討することが癖になっています。もともとが好きだったのかもしれません。
私の考えの原点に、人は生まれたら死ぬということがあります。縁起でもないと思われるかもしれませんが、仏教の考えの基本でもありますし、生き物でこの例外は一つとしてありません。生きていれば100%経験することです。であれば1分1秒無駄にしたくはない。と思いますが、実はこれまで無駄なことを山ほどしてきました。若い時は何とも思いませんでしたが年を取るとあといくら時間が残っているかなとつい思ってしまいます。
話が飛びましたが、退職後のことに戻って、退職後にしたいと思ったこと、それは①苦手の克服、②得意を伸ばす、③死ぬ前にやっておかなければならないこと、の三つです。①は英会話ができるようになる、②は絵を描く、③は終活、です。英語は中学生の時から大の苦手で、大人になって海外に行ったときに会話が苦手で恥をかきチャンスを逃しました。いつか外国に行ったときに大いに語り盛り上がりたい!②は若い時も仕事でも絵に関る機会が多く好きだったので絵を描いたり物を作ったりして楽しめないか、③は自分の整理です。私物・手紙・写真などあの世には持っていけません。急に死んじゃったら後片付けをする人は大迷惑でしょう。パソコンやスマホの中身のいらないものは消去して処理の仕方も残しておく。やるべきことはいっぱいです。
退職してすぐにパソコンを習いに行きました。webデザインの初級です。お陰で、タブレットで絵を描くことを覚えました。2019年春から1年間は、東京国際仏教塾に入塾して、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、天台宗など各宗派のお寺などで体験修業したり、仏教の歴史について講義を受けてレポートを書いたり、そのうち半年は、曹洞宗の専門課程で尊敬する師僧に付いて修業と勉強をし、卒業後に戒名を頂戴しました。その卒業の年2020年春、コロナ感染拡大のため次年度の塾は休止。先生も80歳を越えられ、講師をおやめになりました。これも因縁。仏道、これは③でしょうか。
それから、2020年から南阿蘇で民泊を始めました。コロナの状況下、非接触型で、お客様とはお会いしない形式です。予約はネットで、連絡はスマホで、管理会社と相談しながら。コロナのためお客様は少ないですが続けています。FPも20年以上続けていますし他にもやりたいなと思うことはできればやりたいですね。
今後も時々状況を掲載したいと思います。ここが消息確認の場にもなる気がしますし。どうぞよろしくお願いします。
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