若きウェルテルの悩み(ゲーテ/講談社文庫)
ゲーテ(1749-1832年)はドイツ生まれの、詩人、小説家、美術家、法律家、政治家。
若き青年、ウェルテルの恋の悩み。相手は人妻、悲しき結末。ゲーテの若き日の経験と彼の周りで起きた出来事が元となっています。世界の名作のひとつ。若者に読んでもらいたい名著だと思いますが、青春時代が舞台の名著を読み逃した60歳過ぎた私も読めました。若いときに「私にはこの人しかいない!」というような思いが引き起こした出来事だけれど、客観的にみると世界に恋愛や結婚の対象となる女性は他にいないのか?世界の人口が80億人、女性が約半分で、恋愛の対象となれば・・・。日本だけで考えても・・・。こんな考えでは名作は描けませんね。でも時間に限りある人生、現実として不遇の恋に固執しなくとも探せば幸せはほかで見つかるかも、です。
0 件のコメント:
コメントを投稿