NHKに出演した茂木健一郎氏の著書「IKIGAI」とパワースポットと言われる幣立神宮の春木伸哉宮司と江本勝氏の共著「地球隠れの宮一万五千年のメッセージ」をご紹介します。
「IKIGAI」は、脳科学者の茂木先生の著書で、30か国で翻訳出版したベストセラーです。日本では2018年に新潮社から発行されました。日本人の長寿の秘密は「生きがい」。古い日本の書物のなかからや現在の「生きがい」を持って生きている人たちを紹介しています。脳科学者の立場からマインドフルネス、瞑想に関することや、神道、八百万の神のことなど興味をそそる内容でした。
2011年発行の「地球の隠れ宮~」には、幣立神宮の歴史やお祀りしてある神様のこと、天皇家や天照大神などの神様との関係などを知ることができました。神社とは何か、幣立神宮がパワースポットとして人気がある理由、また訪れる方々の心得なども柔らかく書いてありました。幣立神宮は熊本県山都町、阿蘇外輪山の南側のとても自然が豊かな所にあり、そこが天孫降臨の地、高天原と言い伝えられています。
たまたま2冊は関係がなく、幣立神宮に関する著書を探していて図書館から同じ日に借りたのですが、神道に関する記述が共通したのが偶然とはいえ不思議でした。日本人の心には、古くから神仏を敬い親しむ心があり、正月は神社詣で、結婚式は教会でクリスマスも祝い、お葬式は仏式の日本人は実は節操がないのではなく諸々に接し取り込んでいく寛容さとしたたかさしなやかさがあることを改めて読みながら感じました。
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