中村恵二、榎木由紀子著/秀和システム発行
南阿蘇で営んでいる民泊の宿泊者(ゲスト)の目的はほとんどが観光。一部はリモートワークや仕事の利用のようです。先日ツアーガイドの方と知り合いになり、観光業についていろいろと知りたくなり、図書館から借りてきました。
近代の旅行業のはじまりは、イギリスのトーマス・クックが団体旅行を提供したのが始まり。1951年のロンドン万博にはたくさん団体旅行を企画したらしい。日本では、鉄道の団体旅行がはじまり。国鉄系がJTBと日本旅行、私鉄系が近畿日本ツーリストと東急観光。
発行が2022年5月と新しい本なので、特にアフターコロナに関しての記述が興味が沸きました。旅行業を営むには旅行業務取扱管理者の国家資格を有する者がいなければなりませんが、近年、地域限定旅行業取扱管理者の資格が新しく追加されました。これからは、少人数の旅行やインバウンド向けツアー、高齢者や障がい者向けのユニバーサルツアー、ウェルネスツアー、メディカルツアー、エコツアーなど旅行者の希望により細かく応えるツアーの企画やガイドが求められます。少人数のゲストに対応した民泊は、団体旅行では味わえないわくわく感をゲストに求められます。わくわくを体験し味わっていただくためのアイデアや情報をこの本から得ることができました。
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