チェンマイでタイマッサージのひとつ、木槌と杭(コーンとリム)で叩く施術「トークセン」を習い始めて1年半が過ぎました。宣言していた「100人叩き」は現在60人ほど。100人を達成したら本格的に施術をはじめると宣言していましたが、今年中に達成できるかは微妙なところです。
先生によるトークセンの施術
最近、ランニングの途中にお茶を飲ませてくれるところや用事で伺う場所でマッサージ習得中の話をすると、「やってみて(トークセンで叩いてみて)」と言われることがあります。もちろん、体を触られるのが苦手とか特殊な施術だと敬遠する人もいますが、練習の良い機会にもなるので、木槌と杭を外出時には携帯するようにしています。トークセンの施術で私の場合は、床のマットに仰向けかうつ伏せで足先から腰までを行うことが多いのですが、出先で10分程度椅子に座ってだと最初どのようにどこを施術すればいいか迷いました。そこで、まずトークセンを初めて見る人に知ってもらい、施術しやすい部位のみ軽く叩かせてもらって、それ以上に関心もたれた方には別途時間を取って施術を行うことにしました。この短い施術は私はタイのクイックマッサージと呼んでいます。
まず椅子に腰掛けてもらい、肩関節、上腕、肘、前腕、手首、掌を軽く叩きます。その後頭の頭蓋骨の付け根から背骨を避けて肩甲骨まで軽く叩きます。その後肩甲骨の側と上を流しながら叩きます。これで約10分。あとは足のふくらはぎが痛いとか腿が痛いなどの場合は叩ける範囲で追加で施術を行います。
トークセンを始めたきっかけは、コロナの後直接手で体に触れずに施術が出来る点が気に入りました。また道具を使うので自分の指や手が痛むことがほとんどなく60歳過ぎた私にも優しい施術法なのです。もちろん個人の体の構造や痛む箇所をさぐる時は指などで直接体に触れる場合はありますが。
カッサで使用するナイフ。材料は牛の角
本格的なカッサの施術(右側)。早い場合は数日で跡は消えます
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