竹林史博著/大法輪閣
涅槃図の解説書。竹林氏は曹洞宗龍昌寺(山口県)住職で涅槃図研究家。
私は熊本の涅槃図をipadで写仏していますが、登場人物があまりわからないので、それを調べるための本を探していたところ、熊本市立美術館で見つけました。
涅槃図はお釈迦様(仏陀)が亡くなるところを表した絵で、全国のお寺にあり、お釈迦様が亡くなった2月15日ごろお寺で涅槃会が行われるときに檀家さんや一般に公開されます。大きさは多くは1辺が2~3メートルほどで、古くは平安時代、多くは江戸時代に描かれたものです。涅槃会には、お釈迦様に関わる神様、仏様、仏弟子、在家信者、動物なども描かれており、仏教を知るのにとても役に立つものでもあります。ただ、登場人物(神仏など)や動物が何であるのかがわからない。それを学ぶのにとても役立つ本です。
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