2024年9月2日からのタイ・チェンマイ。すでに13日が過ぎました。今回の目的はタイマッサージ、特にトクセンを習うこと。オーンタイマッサージスクールで、ベーシックコース5日間とCTMスクールでトクセン3日間コースのレッスンを終了し、ディプロマ(修了証)をもらいました。まだ、マッサージは始まったばかり、習っただけで、施術ができるとは言えません。これからは多くの人で練習をさせてもらい、技を習得しなければなりません。
これからタイマッサージをどのように活用するか、年金をもらっている年齢(65歳)で、民泊もやっているので、シニア世代の生きがい、趣味、生活資金の足しぐらいになれば良いのですが、それではせっかくチェンマイまで習いに行ったので勿体無い。今そんなとこでこれからを検討し始めているところです。
さて、今回を振り返ると、6月に施設から実家に冷蔵庫を運んでいて右腕を痛めていました。ラジオ体操の時、右腕を上げると、途中でピキっと上腕の中程で痛みが走る。タイに来る前でも痛みが取れない。チェンマイに来る前に仲間にマッサージをしてもらったのですが、それでも痛む。チェンマイに来て、9月3日から7日まで仰向けのマッサージのレッスン、9月9日から11日までトクセンのレッスンを受けました。いずれも施術を受けるのではなかったので、痛みは残ったまま。しかし、気にするほどの痛みではなくなってきました。12日に、ダオでトクセンの施術2時間、ハンドンでヤムカンという、足踏みの施術を2時間受けました。計4時間の施術でふくらはぎの痛みがあり、疲れもあってぐっすり寝ました。13日は、朝からチネイザンの施術を2時間受けました。その段階で気づくと右腕の痛みは取れていました。どの施術が効いたのか?これだけ集中して施術を受けていたら、これが効いたとは言い難いのですが、どれかが、どれもが効いたと言えるのではないでしょうか。体も軽くなり快調です。
血圧も前腕用の血圧計で毎日測っているのですが、最初の頃は熊本で測っていたよりも高めだったのが最近低く落ち着いてきました。どこの施術所も注意すべき症状に高血圧は含まれていました。マッサージを行う場合は、被施術者の病状や体調を聞き、触診して体調を確認した上で施術するのが望ましいと思います。
私が体験したチェンマイのタイマッサージを紹介します。
⚫︎タイ古式マッサージ
基本的にバンコク式とチェンマイ式があると言われます。歴史は古く2500年前、始祖はブッダの主治医であったシワカ医師と伝えられています。手や足を使った施術以外に、トクセンやカッサなどの道具を使った施術や神秘性が強いものがあります。また、リラクゼーションとしてのマッサージとタイ国内では医療としての施術も認められています。
⚫︎トークセン(トクセン)
リム(杭)とコーン(木槌)を使う施術です。チェンマイにはダオ式と軽量のコーンを使うハンドン式が有名です。トントンというリズミカルな打ち方で、筋肉や腱の奥の方まで緩めることができます。タイでは医療系の施術でも使用し、リムは施術に合わせた多種多様なものがあります。またマンションなどで使用する場合の音の響きを軽減するゴムでできたコーンがあります。(私が所有のコーン重量比較 ダオ式:400g ハンドン式:210~260g)
⚫︎チネイザン
主にお腹の周りの施術です。内臓の健康状態を確認したり、整えたりします。特に女性特有の臓器である子宮などに効果があると言われ、女性に人気の施術でもあります。
⚫︎カッサ(グアーシャ)
ナイフのような道具を使い、体をリズミカルに擦ります。体調に不調があれば、赤く皮膚の表面に現れます。血行やリンパの流れを良くし、皮膚の衰えを改善すると言われ、美容にも利用されています。
⚫︎風の門
マッサージの世界では中国の経絡やインドのナーディのように体に気が流れる多くの線があると考えられており、タイではセンと呼ばれます。センを通って関節から気が出入りしていると考えられ、その主要な出入り口を風の門(エナジーゲート)と呼んでいます。気の出入りがスムーズに行われるようにマッサージを行います。
⚫︎今回チェンマイでの体の変化、得たマッサージの知識
・体が軽くなった。
・痛みがあった右腕の上腕が痛みがほぼ無くなり、背中をかけるようになった。
・頭の血行を促進するカッサを学んだ。
・頻尿に効くトクセン(陰部や校門周りの筋肉の強化)を学んだ。
・風の門で関節を緩めることで前屈が3センチぐらい伸びた。
・全身のトクセンの叩き方を学んだ。
・タイ古式マッサージの基本(体の表側)とトクセンの基本のレッスンを終了した。
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