2024年12月21日土曜日

本 曹洞宗のお経(双葉社)

 話は遡ること6年前の2018年、サラリーマン60歳で定年退職し、2019年4月に東京国際仏教塾生となり、1年間の通信教育とその秋からの曹洞宗専門課程では月に1度上京し研修に参加して、2020年春に卒業しました。2020年と言えばコロナウィルスが急速に蔓延拡大したとき。卒業式も例年のように一堂に会してとはいかず残念でした。その年の春から、南阿蘇で民泊を営み始めました。


話は戻して、仏教塾の曹洞宗専門課程の講師は曹洞宗教化部長など歴任された中野東禅先生。私は毎日朝からお経を上げていて、平日はこの東禅先生監修の「曹洞宗のお経(双葉社)」付録のCDを聞きながらお経を上げています。収録されているのは、開経偈、般若心経、観音経、修証義など。約40分余り。お経を唱えていると、なぜか色々なことが頭に浮かぶときがあります。忘れていたことを思い出したり、時には新たな企画が浮かぶときも。多いときは10件以上。知り合いのお坊さんにそのことを話したところ、無心になるという人はいますが珍しいですね。といわれました。坐禅で雑念が浮かんでこまると言う人もいますが、私はこのお経で色々浮かぶことがとても役立つときがあり、横に置いたメモ帳にメモを取ってあとで読み返すとどうでもいいことも多いのですが、とても役立つときもあります。仏様からのアドバイスなのでしょうか。私は仏壇の前に座ってただお経に集中することで、テレビやパソコンなど他から影響を受けないので、思いだしや思い浮かびがおこるのではないかと思っています。

東禅先生監修のこの本には、2019年に仏教塾の専門課程を学ぶ際に講師の著書を先に読んでおきたいと思い、たまたま中古本をネットで購入しました。本編には主なお経の解説がわかりやすく載っていて曹洞宗の入門書として役立ちます。60歳過ぎてCDのお経を聞きながらお経を上げるのも一つの日常の習慣としていかがでしょうか。

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