光と影のTSMC誘致(深田萌絵編著/かや書房)
熊本はTSMCの台湾からの進出でにわかに景気が浮上した感じです。工場の建設地域周辺のみならず通勤圏内の土地の値段が上がったりアパートやマンションの建築ラッシュになったり。しかし、高めの室料のため空室が目立つ所も出ていると聞きます。今まさにイラン攻撃で株価にブレーキが大きくかかり株価は乱高下していますが、TSMC景気も上がれば下がるときがいずれ来ることも頭に置いておきたいものです。
さて、知人の方からこの本をお借りしました。内容は要約すると、TSMC熊本進出の光の部分はマスコミ等で大きく取り上げられているが、影の部分は表に出ない。台湾で起きている問題を知り、熊本で二の舞にならないように住民は行動すべき。と言うことだと思います。
最近思うのは、テレビ離れ。テレビは本当のことを隠している、嘘を言っている。と聞きます。また、ネットの情報はテレビで放送されていない情報も流れますし、フェイクも氾濫しています。どれが本当のことなのか?どの情報に基づいて行動すべきか?AIが日々進化して自分の疑問に答えてくれるようになりましたが、これも恣意的に操作されてはいないともいえない、はたして丸呑み鵜呑みにして良いものか?
この本を読んでいくと、いろんな事件や情報が当事者の話として出てきます。新聞など出典なども記載されているので事実と思って良いでしょう。調べようと思えばネットで調べることもできます。私は会社を定年退職した後に生まれて初めて裁判所で裁判を傍聴見学したり議会が開催されている県議会を見学したりしました。一見は百聞にしかず、実感が得られてとても為になりました。
半導体の洗浄水の話に戻りますが、テキサスインスツルメンツの超純水はほぼ排水はせずリサイクル使用されているらしいのですが、製造している製品の違いで排水量の違いがあるのでしょうか?TSMCは稼働が始まったばかり、これから光だけでなく影も見つめていかなければなりません。水俣病というつらい経験をした熊本なので同じ事を繰り返さないために。

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