4月13日、今日からゆめタウンはませんのリビングカルチャーセンターで毎月1回開かれる「身近な野草&薬草学」と「身近な薬草加工体験講座」に通うことにしました。講師は熊本大学薬学部教授の渡邊高志さん。「薬草学」は以前から行われており、この4月から「加工体験」が新たに開講。人気の講座らしく15名の定員いっぱい。
わたしはもともと小学生のときから毎週末に阿蘇で昆虫や植物採集をやっていた自然派の子どもで、大人になっても自分で毛鉤を巻いてフライフィッシングという釣りで渓流でヤマメやイワナを追っかけていた自然好き。60歳を過ぎて体力の衰えが気になっていたところに病気で入院・手術。「薬草」の文字に惹かれつい2講座とも申し込んでしまいました。
初日は、ハーブ茶づくり。まずは九星気学?の話から。なぜ中国の占いの話かというと、薬草学は中国漢方との関わりが深く、占星術が関係しているのだそうで、
・一白水星(いっぱくすいせい)
・二黒土星(じこくどせい)
・三碧木星(さんぺきもくせい)
・四緑木星(しりょくもくせい)
・五黄土星(ごおうどせい)
・六白金星(ろっぱくきんせい)
・七赤金星(しちせききんせい)
・八白土星(はっぱくどせい)
・九紫火星(きゅうしかせい)
1年は九星に分けられます。
また1年は5つの元素(五行)「木、火、土、金、水」に分けられ、それぞれが相生(そうじょう)、相剋(そうこく)、比和(ひわ)の関係にあります。この関係が、ハーブ茶を作るときに関係します。
また、食べ物の味は「酸味、苦味、甘味、辛味、塩味(鹹)」に分けられます。
渡邊先生によれば
酸ー春ー青
苦ー夏ー赤
甘ー長夏ー黄
辛ー秋ー白
塩鹹ー冬ー黒
の関係があるそうで、この考えに基づいてハーブをブレンドすると良いそうです。なかなか最初からむずかしいです。とりあえず講義を聴いた後は、ハーブ茶づくり。酸・甘・辛3種類のハーブ茶を作りました。
酸:赤松、レモングラス、スイバ
甘:赤松、シナモン
辛:赤松、カスマグサ(アオモジ)、ホリーバジル
※ハーブティーのベースに赤松とクマザサを用います。今回は赤松のみ
※スイバ以外は乾燥させた材料
それぞれハーブを茶袋に詰め湯出しして、3種類のハーブティを試飲しました。確かに酸・甘・辛の特徴がそれぞれ出ました。
実は私は今、レモングラスやコブミカンなど庭で栽培しており、タイ料理などに使用しています。タイのマッサージも研修中でハーブはハーブボールやハーブサウナに使用しますので今後この講座がとても役に立ちそうと思っています。
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