この度は宮城・福島地方の地震の被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。
2011年の東日本大震災の被害地域と重なっているので、多くの方が不安を再び呼び起こされたことでしょう。私が住む熊本は2016年に最大震度7の熊本地震に見舞われました。本震で住まいは半壊となりました。その時住んでいた場所の震度は6強。今回の地震と同じ強さでした。夜中の地震でゴンゴンと揺れるベッドの上で倒れる本棚などをよけながらただ茫然と収まるのを待つだけでした。直下型か震源の深さや縦揺れ横揺れの違いなどで感じ方や被害の大きさは異なるようですが、たまたま余震本震とも夜間だったので、もし日中に起こっていれば通勤や仕事場、繁華街、人が集まる建物などでの被害はまちがいなく大きくなったと思います。今回は新幹線が脱線しましたが、乗客はとても怖い思いをされたと思います。
このような災害や大きな事故があると、そのとき考えます。もし、災害や事故などでわが身が突然最悪の状況(亡くなるなど)になった場合に、身の回りはどうなるか?仕事や、家の中のことや、身の回りのものや、貴重品や、不用品や、仏壇や、墓や・・・。自分がやり残したことをだれかが引継ぎ整理、処分することになる。突然の大きな病気の場合もそうでしょう。津波ですべて流されてしまったら、タンス預金まで流されたと悔やんでおられた方がおられました。もちろん命が最優先ですが、防災の用具や貴重品は事前に整理して準備、不要なものは処分しておいていたらと。タンス預金で思ったのですが、以前見つからなくなった親のお金が後日古新聞に挟まれていたり、関係ない引き出しから見つかったことがありました。もしかすると古新聞に挟まれたまま回収されてしまったお金があったのではないかと思いました。それで私が親の身の回りのことを手伝うようになりました。災害も事故も病気も、老化の認知症もこれまでの「あたりまえ」があるとき突然、もしくは気づかないうちに全くそうでなくなる。人には寿命があるのでかならずいつかはそうなる。では、早めに整理したり、片付けたり、まとめておいたり、引き継ぐ人に分かりやすくしておいたらよいに違いない。
なかなかやれてないことではありますが、私も60歳過ぎてそろそろ。片付け、整理、断捨離。引継ぎの準備などをまた考えた次第。これを書いたあとすぐにこの机の周りから片付け、整理をしたいと思います。
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