幸福論 (寺山修司/角川文庫)
寺山修司(1935-1983)青森県三沢市出身。歌人、シナリオライター、映画監督、劇作家、劇団主宰者。
ラッセルの「幸福論」つながりで、自宅にあったこの「幸福論」を読んでみました。まず、八つの章に分かれています。
・マッチ箱の中のロビンソン・クルーソー
・肉体
・演技
・出会い
・性
・偶然
・歴史
・おさらばの周辺部
私にはちょっと難解な部分も多い。佐藤忠男氏の解説などによると「幸福」は「不幸」とどう向き合うかが関わる ことはわかりました。
寺山さんが主宰した劇団は前衛(アングラ)劇団「天井桟敷」。アングラといえば唐十郎主宰の「状況劇場」などがあり、NHK朝ドラ「ちむどんどん」の主役ノブ子の父役が大森南朋で、麿赤兒の息子。麿は「状況劇場」出身。で、ネットで麿と寺山は何か関係があるかなどネットで調べてみた。戦後一時代を風靡した前衛舞台にしばし思いをはせてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿