「アゲハチョウの世界」(吉川寛・海野和男共著/平凡社)
昆虫の中で蝶でその中のアゲハチョウで・・・。かなりマニアックな図鑑のような写真集です。
熊本市図書館で見つけて借りてきました。
美しいアゲハチョウたちの写真に加え、アゲハチョウは約300種いるとか、蝶の祖先が出現したのは約1億年前だとか、かなり詳しく細かな情報が詰め込まれています。私も小学生から高校まで蝶を採集していた時期があり、成人してからもたまに阿蘇の山を歩いて好きな蝶を見に行ったりはしていますが、この本を読めばかなりの蝶オタクに進化しそうです。進化やらDNAやらゲノムやら専門の知識が詰め込まれており、数ページ読めば一息つきたくなります。
蝶マニアの方には受けること間違いなし。そうでない方も一度知らない世界に足(眼)を入れてみてはいかがでしょうか。
蝶のこの本を借りたのが今年の1月初旬で、前年の秋にタイ・チェンマイに行ってたくさん蝶を見たことで蝶への関心がまた呼び起こされ、その勢いで借りてきました。今年1月にチェンマイに行った際は、花はたくさん咲いていましたが、蝶は10月より少なかった気がします。ちょうど成虫への羽化が少ない時期だったのでしょうか。バンコクには蝶と昆虫の博物館があるそうなのでいつか行ってみたいと思います。
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