健康で長生きの中国十二大秘法(邱淑恵 きゅう・すうえ著/中国健康法研究所)
実家の片付けをしていて見つけました。「贈呈」が押されていたので親が頂いてきた本だと思います。
まさにタイムリー。私が今タイ古式マッサージを学んでいて、経絡(タイではセンと言います)やツボなどに関心があるので早速読みました。
中国最古の医学書は紀元前後頃に書かれたと推測されていて、中国伝統医学は2000年以上の歴史があり、長きにわたって蓄積された知識と経験で今の東洋医学があると考えられます。この本は肩凝り、腰痛などの症状に効くツボを紹介しています。また、手足や足裏、顔、耳のツボなど自分でケアできるマッサージ法を紹介してあり参考になりました。
やはり私がツボのことで興味が沸くのは、ツボと身体の症状との関係です。
邱さんによると、人の体内に六蔵(肺、脾、心、腎、心包、肺)と六腑(大腸、胃、小腸、膀胱、三焦、胆)があり、これらを巡ってエネルギーをそれぞれに与える循環系が経絡であり、中国伝統医学の重要な考えだそうで、ツボや経絡に鍼やあんま等で刺激を与えて病気に抵抗する経絡自身の治癒力を高め、滞ったエネルギーの流れを良くするのだそうです。
私のこれまで知り得た情報による独自解釈では、末梢神経などで得た筋肉の損傷や内臓の不具合の情報が神経を通って脳に伝わり、脳から発する修復・改善などの指令がその部位に伝わり修復や改善が行われる。またツボを刺激することで、その関係がある身体箇所の修復・改善とともに健康維持も行われるのではないかと考えます。そのように思うので、タイマッサージを習うようになって、健康維持と病気の予防にもマッサージは効果があると感じています。
この本を読んで、ますますタイマッサージに興味が沸きました。この1年でタイでタイマッサージの資格(ディプロマ)をいくつか取りましたが、まだ初心者、免許をもらいたてのペーパードライバーみたいなものです。どんどん運転(もみほぐし)して一人前のドライバー(施術者)になりたいと思います。
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