カギ騒動

 先日不思議なことがありました。

自宅を改修する打ち合わせを午前中から大工さんと行っていました。色々話も盛り上がり終わったのが14時。昼飯抜きになって大工さんには申し訳なかったのですが、さあ今度は実家に行こうとしたしたところ玄関のカギがない。何度も置いていそうなところを探してもない。万一大工さんにまぎれて持ち帰っていないかと電話したけれど、ないですとの返事。焦っても見つからなければしょうが無いので、近くのコンビニでコーヒーとパンを買って遅めの昼食。それでも一服してもカギのありかを探しきれない。狭い室内、動いたところやトイレ、玄関、駐車場の車までの動線を5回以上。さあこまった、手元に合鍵もない。記憶にあった鍵屋さんに行って相談してみるか。

鍵屋さんに到着。合鍵はカギがないと作れないので無理。スマホで撮った鍵穴を見せたら、6000円で同じ型のカギがありますからそれを自分で付けたらいいですよとのアドバイス。そうしたら、急に買い置きのカギがあったような気がしてきて、実家に戻ってみることに。今は夕方5時。店は夜6時までとのことだったので多少急いで。実家に着いて道具置き場に行ってみると、道具置き場でそれが見つかりました。新品で、表に「25.4／8取かえ」と表記が。私の字ではないので、親が書いたのでしょうか。平成25年？2013年、今から11年前です。実家と私の家の玄関のカギのタイプが一緒でしたのでもしかすると・・・。早速自宅に戻り、合わせてみました。カギ本体の形は全然違うタイプなのですが、シリンダーの方は色や形がよく似ています。古いカギ（シリンダー）をはずして、新しいカギ（シリンダー）をはめてみるとすっぽり収まりました。夜6時前、周りはすでに暗く、玄関を開けたり閉めたり、通りがかりの人には変に見えたでしょう。先ほど相談に行った鍵屋さんに実家のカギが取り替えられたことを電話で報告。やっとカギがかけられるようになりました。

カギをかけて実家に行こうと、暗がりのなか雑草がまばらに生える駐車場の車に向かって歩いていると、暗がりの中に近所の灯りに反射して？光ったものがあったので拾ってみるとそれが探していたカギでした。ここはなんどもカギを探しながら歩いたのに・・・。

●カギや物を無くして見つからないときの教訓

・鍵屋さんに「神隠しに遭ったみたいで」と言いましたが、理由無くなくなることはありません。かならず行動していた場所のどこかで見つかります。

・慌てない、焦らない。イライラしない。

・予備の合鍵は必ず持っておく。無いと合鍵が作れない。