2025年1月25日土曜日

トークセン研究会 情報交換会

 1月それぞれの活動報告を行うことになりOGA-SUTUDIOに久しぶりに集合。GUMI姉と新しく参加のYさん、滋賀在住のHARRY氏はLINEで参加。

今回は、①Yさんの紹介、②近況報告、③今後のスケジュール確認、④タイ料理の夕食、⑤トークセン施術体験

①Yさんは、食事やマッサージなど体に良いことに興味があり、足つぼや免疫性を高めると言われるミキドリンクなど興味深い体験談を話してくれました。

②H氏からは、大阪でのCTM研修会の報告、③G姉からは、東京で受けた大槻先生のレッスンの話、私からは、同じくCTM東京研修会での体験談。

④タイ料理は、冷凍していたゲーンハンレー(チェンマイカレー)、ナンピックオン(トマトソース)、パーロー(タイおでん)をふるまいました。

⑤G姉が東京で受けた腱の施術と、ラバー付きコーン(木槌)とカバー付きリム(杭)の施術披露。ラバー付きのトークセンは靴下をはいている時の足指の施術やくるぶしなど骨回りのアプローチに効果を感じました。打撃音も小さくマンションなどでの施術には向いていそうです。一般のコーンより振動の広がりを広く感じます。使い分けることでより施術に幅が出そうです。


③スケジュールに関しては、私が2月に入院を一時する予定なので、退院後に料理教室や足つぼマッサージなど体験会ができればと話をしました。8月9月ごろにはまたチェンマイに勉強しに行く話もあって今後が楽しみです。


右がゲーンハンレーとナンピックオン(右上)左がタイおでんのパーロー

2025年1月23日木曜日

本 タイマッサージ~微笑みの国からの贈り物(大槻一博著)

 本 タイマッサージ~微笑みの国からの贈り物(大槻一博著/BABジャパン)


タイマッサ施術施術を習っているので、図書もいろいろ探しては読んでいるのですが、熊本市立図書館・くまもと森都心プラザにありました。

タイマッサージの歴史、タイ仏教・釈尊の教えとタイマッサージの関係、タイマッサージの創始者シワカ・コマラパ師が釈尊の主治医だったことや施術の実技解説が掲載されていて、タイマッサージ全般がわかりやすく解説されています。この本は著者がチェンマイで学んだことを中心に書かれており、この本のシリーズでバンコクのワットポースタイルの本もあるのでこの後読むのが楽しみです。

タイマッサージというと、ストレッチ系の痛いマッサージをイメージすると思います。実はタイマッサージの裾野は広い。指や掌の手技だけでなく、肘、膝を使ったマッサージや、道具を使うマッサージのトークセンやカッサ、火と油を使ったヤムカンという秘術のようなものまで様々。マッサージの手順も、痛い部位を見つける→痛い原因が何かを探す→必ずしも痛い部位に障害があるのではない場合もあるので注意(反射区として痛みが発生)→本来施術すべき部位を見つけそれをケアする。

タイマッサージをチェンマイであらためて知って体験したのが昨年の1月。熊本でタイマッサージの施術師に基礎を教えてもらったり8月にはチェンマイのマッサージスクールに通ったりしてちょうど1年が経ちました。現在自分の持病の治療のため半年ほど海外に出られなさそうですが、先日も東京で3日間の集中研修も受け、国内で出来ることは続けて、半年後にはまたタイでレッスンを受けたいと思います。

タイマッサージに興味がありましたら、また掲載を続けていきますのでどうぞお付き合いよろしくです。

2025年1月21日火曜日

タイ古式 CTM研修会2(2025年1月東京)全体練習会

 1月18日と19日は、CTM卒業生22名が集まっての練習会でした。会場は西巣鴨の日蓮宗妙行寺のホールをお借りして。妙行寺さんは、四谷怪談の小岩さんのお墓があるので有名なお寺。





昨日と同様、参加者の多くはタイマッサージの施術師やセラピスト、中にはお坊さんも。

18日の前半は「風邪の門」についてのケンさんの講義。ケンさん、のんびりしたチェンマイと違って東京の雑踏と混雑にもまれて少々バテ気味ペース。私は風邪の門はほとんどまだ勉強していないのですが、風邪の門を開けることで、悪いものを体に外に出す。熱を下げ、血液やリンパの流れを良くする。主な風邪の門に、オンカラン、オンカボン、シータオ、セーマー、ガンドンなどがあり、それがブロックされると痛みが出たり筋肉が堅くなったりいろいろな症状が現れる。等教わりました。

足の裏をト-クセンを叩く順番。教えてくれた施術師は
足ツボマッサージも取り入れています


講義の後は実践。「風の門」「原初トークセン」「カッサ」のグループに分かれて施術の受け合いやグループセッションなど。私はトークセンの仲間と施術をしたり受けたり。17時にこの日の研修は終了し近くの懇親会会場の居酒屋「ひよっこ」へ。このお店50年ほどの歴史があり、カウンターは近く?の熟年のお客で満席。我々の座敷も14席限定で予約していなかった数人は席がなくて残念ながら入れなくなってしまいました。人気があるはず、刺身は新鮮でネタは大きく、焼き鳥1本130円、うな丼900円!日本酒1合350円信じられない価格。


19日は終日実践、一部は有料の施術も行っていました。私は三鷹泊まりだったので、松屋で朝食(3日とも同じ牛皿朝定食330円。ちなみにこの3日間でサイゼリアに4回通い、恒例の海老サラダ、ほうれん草ソテー、青豆のソテー、ミートドリアを連日食べました)を済ませ、8時に近くの温泉センターで入浴し、9時に三鷹を出発し、まずとげぬき地蔵で有名な巣鴨商店街を歩き、昼に2店で肉まんを1個づつ食べ比べ、13時から15時まで施術したりされたり。最後に施術を風邪の門施術師のJさんにしてもらいヒイヒイ言わされました。痛いのだけれど術後体が柔らかくなります。



洗い観音。水をかけて洗うとそこがよくなるという。長蛇の列が



会場の様子。施術に入る前に情報交換


カッサの施術


足の指先にもコーンで軽く一撃。風の門を開けます


トークセン施術のポイント

・骨を叩くとき注意。骨に気づかず叩いているときがある。

・足の指の又、足指の先も叩く。足ツボマッサージのツボでもあり、コーンか足ツボの棒で刺激を加えると良い。

・全身フルコースであれば、仰向けで右の足の先→腰→肩→手 左の足先→腰→肩→手 うつ伏せで同様に 首と頭と顔 最後は座して頭と首、最後に背中を流して終わり。ただし施術者により順番や場所が変わる場合あり。風の門を最初に開く場合もあり。

・風邪の門施術者から、腰のオンカランを叩くと腰が軽くなった気がすると言われた。

この3日間でトークセンはのべ10人(9個人)施術させてもらいました。

17時に西巣鴨を出発。都電で大塚駅へ。浜松町まで山手線、空港までモノレールを乗り継ぎ約1時間で空港に到着。惣菜パンと100mlの酒パックの軽い夕食をとり熊本へ。3泊4日のタイマッサージ研修を終えました。

今回の経験で施術者同士のもみほぐし合い叩き合いは、受けた人から感想を聞け、人の施術も体験できてとても勉強になりました。

動画は YouTube にアップしています。

動画はコチラ

各部位の施術ミニ動画を20件アップしています。

2025年1月20日月曜日

タイ古式 CTM研修会1(2025年1月東京)原初トークセン

 原初トークセンとは?はじめてのトークセンという意味。

原初と名付けたのは、チェンマイのマッサージスクールCTM代表のチェンマイ社長ことケンさん。みんなが気安くケンさんと呼んでいるのは、SNSでもおなじみ、ケンさんのゆるっとしてフランク、お茶目で話しやすいスタイルによるところが大きい?赤や紫に頭の毛を染めて、度々サングラスで登場し、トークセンを叩いている。それもほぼ女性を。

チェンマイ社長ことCTM代表のケンさん


一見怪しげな人なのですが、チェンマイ・タイマッサージの実力者たちとのパイプが多くあり、自らスクールを主宰し、先生で施術者でもある。店ではマッサージの道具も多く扱っている。タイマッサージに関する相談や日本からの観光客にも情報を提供し相談にものるというチェンマイのマルチ人間の代表なのです。出身は東京。チェンマイ在住の日本人です。

さて、2024年1月にタイ古式マッサージのひとつトークセンに出会って以来、熊本に帰って縁あって紹介された施術師T姉にタイマッサージの手ほどきを受け、再び6月にマッサージを習いにチェンマイに向かいました。ところがチェンマイに着いた翌日母が危篤の知らせを受け、1泊しただけで熊本にとんぼ返り。あらためて8月末にチェンマイに行って、オンスクールでタイ古式マッサージのベーシックを5日間、CTMで原初トークセンのレッスンを3日間受けました。

そもそも原初トークセン、元はチェンマイの代表的トークセンの流派ダオ式から分かれたハンドン式を初代代表のブンチュー氏が創設。それを継いだ息子のアンノップ氏からCTMのケンさんが術を受け継いでCTMで教えている。実は私、そのテキストの制作にちょっとだけ関わった最初の生徒の一人なのです。トークセンは木で作られたコーンという棒を木槌のようなリムで叩いて行う施術です。ハンドン式のリムは一般的にダオ式より軽いものが一般的なのですが、先日東京で行われた施術会で求めたまじないが彫られたリムは、ほぼダオ式と同じ400gほどありました。ちなみにリムは軽い方が手にダメージが少ないのですが、重い方がより深部に振動が届く感じです。


ハンドン式リムとコーンのセット。右のセットが今回のもので
まじないのサクヤン彫入り。以前購入したリムの2倍の重さ
ケンさんに綿糸を巻いてもらいました


2025年1月17日から19日に東京でタイ古式マッサージの研修会がありました。初日は原初トークセンの講習と叩き合いの実践。受講修了者と初めての人と7人が参加しました。私は昨年マッサージを始めたばかりでまだアマチュアの身。100人叩かせてもらって初めて一人前の願をかけているので、なんとか数を増やしたい。先生以外の7人はみな私は初対面でしたが願かけの事を伝えて6人を叩かせてもらいました。

今回のレッスンポイント

・トークセンの目的は①風邪の門を開ける。②筋肉を柔らかくする。

・風の門を開ける:CTMの主要レッスンで「風の門」があります。卒業生も一番多い。タイ古式のベースとして体に気が流れるセン(経絡)があり、悪い気を外に出すには、その出口の風の門(エナジーゲート)をまず開ける必要がある。主要な風の門は股関節や手足の関節など。タイ古式ではストレッチなどの方法で開けるのですが、トークセンでも開けます。

・あえて骨上を叩く:原則骨は叩いてはいけないと言われていますが、骨には筋肉や軟骨がつながっており痛みや腫れの原因となる場合がある。細い血管やリンパ腺、神経も取り巻いているので、細心の注意を払って時に優しく、軽く、細かく骨の周辺や骨を叩いてみる。事前に「痛いところは言ってください」と相手に伝える。痛みがある場合に避けるのか敢えて叩くかは相手の意思と施術者自らの経験で判断する。

2025年1月4日土曜日

本 憲法(手島孝/青林書院新社)

 これまでにやり残したことをやる。苦手を克服し、特技を伸ばす。

これ、S-Lifeの私の目標の一つです。たとえば、中学・高校と苦手だった英語。社会人になって海外に行ったときも英語を話せなくてとても情けない思いを何度もしました。だから、定年退職後はラジオ英会話を聞きつづけています。それで話せるようになったかというと・・・。ですが、民泊を経営してるとたまに海外の方とのコミュニケーションの際に怖じ気づくことはなくなりました。


「憲法」。なぜ今?

ハテ?私は憲法に関して何を知っているのだろうか。実家を片付けていたら出てきたこの本。私を読んだら?と話しかけてきました。学生の時の授業のために購入した本です。本を開くと買ったときのまま新品のよう。何回ぐらい授業に出たのでしょうか?薄い鉛筆でアンダーラインが数カ所。後で消して古本屋に売ろうとでも考えていたのか、きれいなものです。

正月元旦から1月5日まで、暇もあったので読み終わりました。なんと憲法について知らなかったり忘れていることが多いことか。テレビなどで時々耳にすることばがたくさん出てきて、思い出しました。

・日本国憲法の3本柱は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義

・基本的人権とは、自由、平等、社会権

この本、1974年(昭和49年)、今から50年前に出版された本なので内容が古い。たとえば地方自治の項目で、東京都区長の選出がS49年まで議会選任でその後住民による直接選挙に。50年の間に本に書かれている内容が色々変化していて,まさに半世紀前にタイムスリップ。第96条憲法改正議論はこの本が書かれたときから永遠議論が続いている。第9条戦争放棄・戦力不所持しかり。コロナ禍で経験したワクチン接種は当時県のサイトで確認したり申し込んだりしましたが、これは国から地方尾自治体にまかされた機関委任事務なのか。いろいろ現代に照らして読むと面白かったです。

本棚の奥にほこりをかぶって寝ていた本。このまま一度も読まれることもなく、断捨離//れてしまう運命だったかも?私が考えているS-Lifeは残った時間をどのように使うと悔いが残らないかもテーマの一つです。この本もゆくゆくは売るか捨てるのか、その前に読めたことはどれだけ理解が出来たかは置いといて楽しむことが出来ました。これからニュースを聞いたり国会中継を見たときや選挙も少し関心が高まりそうです。そういえば裁判や議会も生で見たことがないので一度見に行こうか、初めて思いました。

脳動脈瘤日記14  退院日3月3日

 3月1日に撮影した私の造影CT検査結果をK医師に報告いただきました。 未破裂脳動脈瘤の下部をクリップ(青)が挟んでいます。 K先生の説明によると、瘤(こぶ)の根元を強くクリップすると血液の流れを妨げてしまう場合があるので、あえて少し緩く締めているとのこと。毎年定期的に検査をして...