もともと実家に5枚セットの座布団がありました。古いので破れてきています。そのうち破れの程度がひどい2枚は、実家に残した祖母の形見の着物の帯など使って座布団カバーを作りました。
手前が今回新しく作った座布団カバー。下にあるのが以前作ってまた穴が空いたので修理した物です。
元の5枚セットの座布団。それぞれ穴が空いたりしてくたびれています。
座布団のサイズは、58センチ✕61センチです。実は正方形じゃないんですね。座布団カバー用の布は返しの両側1センチを含めて余裕をもって63✕68にしました。できあがりはちょっと余裕がありすぎたので、63✕66でよかったと思います。
さて、まず材料の布のサイズの図面です。古布を使ったので裏地を材料の古布にあわせて少しサイズを調整しました。
まず表を3分割して、左右を同じ柄に、真ん中を別の柄に決めました。つなぎ合わせは、1センチのマチを取ってミシンで縫います。3枚をつないで63✕66の表の完成です。
古い座布団に座布団カバーをかぶせるので、63✕21と63✕60の布を2枚用意。生地が薄いので、まず布の外側を専用のミシンで糸のほずれを止め縫いに。次に2枚の布の片側を縫い、次に表と裏を中表にして、布の縁の4面を縫い止めて。最後にホックを縫い付けて完成。
座布団カバー1枚の製作時間8時間。レッスン料は6,000円余り。制作料は高くはなりましたが、祖母の形見で作ったオリジナルの座布団カバー、これから来客や仏間で使用するのが楽しみになりました。
いつもミシン教室で使用しているミシン。新品は30万~40万円ぐらい?糸とボビンをセットするのに糸を通すところが何回やってもわからなくなる。記憶力に問題あり!?
布の端から糸の穂連れを止める特殊なミシン。薄くて柔らかい布にもバッチリ
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