宇宙開発産業の動向と仕組みがよく分かる本(南隆太著/秀和システム新社)
先日読んだ「ロケットサバイバル2030」に引き続き宇宙関連の本。宇宙開発に関わる企業が知りたかったので、先日の本とかぶる内容もあったのですが読みました。日本にも企業が多数あるんですね。
宇宙開発の歴史は戦後、米ソ冷戦の時期に世界初の人工衛星打ち上げと有人ロケット・宇宙飛行は旧ソ連に軍配が上がりました。その後人類初の月面着陸はアメリカが。熾烈な競争がありました。その後冷戦の終結で国際宇宙ステーションの共同開発など行われたのですが、近年は戦争や自国優先主義、新興国の参入などで宇宙開発競争は激しく、膨大な費用がかかる有人飛行などの開発にはスペースXやブルー・オリジンなど巨大企業が運営する民間宇宙企業が参入し、小型衛星の打ち上げ、製造、メンテナンス、宇宙ゴミの回収、保険など宇宙開発に関わる諸々の部門には各国のスタートアップ企業などが多数参入しています。
宇宙開発には膨大な費用がかかりますが、コスト削減策としてロケットを回収して再利用することができるようになったのは驚きです。
今は宇宙開発の新たな局面を迎える準備段階です。宇宙開発に携わる企業は調べてみるとまだ赤字が多いようですが、将来火星への有人飛行や民間人が宇宙船に乗って宇宙旅行をしたり月や惑星に住むことも少しずつですが着実に現実に近づいていることを実感しました。

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