般若心経の世界(村越英裕著/インデックスコミュニケーションズ)
実家には仏教関係の本がたくさんあります。これは、私の実家が曹洞宗で、実家には割と大きな仏壇があり、小さいときから木魚を叩いたり、菩提寺に時々行ったりしていたので、私が仏教や宗教に興味があって買い集めていました。
仏教では、いくつかの宗派で般若心経がメインのお経となっています。これは、600巻に及ぶ大般若経を要約したものを玄奘三蔵が中国語に訳しそれが日本に伝わったもので、短くまとめられているのですが、般若心経に込められた「空」の理解が難しく、何を言わんとするか説明が難しい。それを、まず仏教の世界を解説するところから始まり、最後に著者がわかりやすく説明してくれる本です。
とはいったものの、般若心経を私が理解できているのか?いまだによくわかっていない。お経の最後は「ギャーテー ギャーテー・・・」と18文字の真言で締めくくります。要はこの真言(念仏)を唱えれば、苦しみや悲しみから逃れて悟り(涅槃)の境地に至りますよ。と言っているのだろうとは思います。
私は毎日、般若心経や観音経、修証義等お経を仏前でお唱えしています。毎朝お唱えすると落ち着くというか、規則正しくはなるし、健康でも居られる気もします。自分のお葬式の時にはお坊さんにお経を上げてもらうことでしょうから、少し事前に学習して慣れておくのもいいのではないかという思いもあります。在家得度も済ませて戒名もいただいて・・・まず形から入る私の仏教です。
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