2022年のこと、手指足指の先にしびれが出るようになり、座骨神経痛も出て、脳に関係があるのではと思い不安を感じていました。
2023年春に追突事故に遭い、ケガはなかったもののこの機会に熊本市地域医療センターでMRIを取ってもらうことにしました。結果は5mmほどの脳動脈瘤があることが判明。虫の知らせだったのでしょうか。
動脈瘤とは、動脈の血管の一部が風船のように膨らみ、最悪破裂するという病気。脳の動脈瘤が破裂して、くも膜下出血になると、1/3が死に至り、1/3が後遺症が残り、ほぼ元の通りに回復するのは1/3と言われています。未破裂脳動脈瘤とは破裂する前の脳動脈瘤です。
5月、済生会病院で造影剤を使用してCT検査を行いました。造影剤点滴の時は口の中、体全体が一瞬熱くなります。CTは5分ほどで終了。検査の結果は直径5.1mm✕3.3mmの未破裂脳動脈瘤あり。担当のH先生からの説明では、5mmを越えると手術を勧めていますが、経過観察しますかとのことだったので、とりあえずは経過観察してもらうことにしました。また半年後にMRIを取ることにしました。
8月MRI検査。動脈瘤のサイズは変わらず。経過観察を続けることに。
2024年2月、前回の検査から9ヶ月後MRI検査。内容を記録していないので状況はほぼ変わらなかったのだと思います。
11月MRI検査。脳動脈瘤の形が変形したと書いています。
次回の検査は2025年2月の予定だったのですが、前回の変形が気になり,検査を早めてもらうことにして、12月に造影CTの検査を受けることになりました。
直径が5.1mmから5.7mmに、3.3mmから3.7mmに大きくなっています。前年の8月の検査から1年4ヶ月後。その間には、民泊の経営を続けたり、4回ほどマッサージの修行などでタイに渡ったり、結構忙しく活動していたので、それが影響したのかもしれません。担当のH医師から「大きくなっているので、破裂する可能性も以前より高くなっているので手術を検討しませんか。」と言われ,2月に手術を勧められました。
未破裂脳動脈瘤の手術は2つの方法があります。一つは以前からある頭蓋骨を切ってクリップで脳動脈瘤に血液が流入するのを止める手術、もうひとつは近年増えてきた、カテーテルを動脈に入れ、血管内から極細のコイルを脳動脈瘤に詰める手術。患者にとっての負担(侵襲)はカテーテルの方がクリップ手術より軽いと言われています。私の場合は、動脈瘤の形が楕円で破裂しやすく、カテーテルでは膨らみ口が塞がりにくい場合があるので、頭蓋骨を切ってオペを行うクリップイングを勧められました。
手術前に行う総合的な検査を1月27日に行うことになりました。
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