昨年からタイ古式マッサージを習っています。タイにも3回ほど行って、基礎や木槌で行うトークセンの施術など習ってきました。タイ古式マッサージは古くからタイに伝わる施術で、創始者はシワカ・コマラパ師、お釈迦様の主治医だった人だと言われています。今から約2,500年前のことで、インドの人がタイまでやってきて教えたとは考えにくいのですが、インドには、瞑想、ヨガやインド伝統医療などが古くからあるので、ルーツはインドにあるといえます。
タイマッサージを始めるときはまずシワカ師に手を合わせて(ワイと言います)挨拶をして、マントラを唱えてから施術に入ります。施術前に、受ける人の名前や既往症、現在具合が悪いところなどを聞きます。施術では妊婦には施術を行わないなど細かい決め事があります。タイマッサージは、ストレッチ式で、痛いイメージもありますが、それはいろいろあるタイ式の内の一部で、大きく分けてまず2つ、宮廷マッサージと庶民のマッサージ。町中で受けられるのは庶民のマサージです。腕や手、時には足を使って施術を行う基本的なものから、フットマッサージ、足裏マッサージ、フェイスマッサージ、ハーブボールマッサージ、木槌と杭を使ったトークセン、ナイフのようなものを使ったカッサなど多数の施術法があります。
私がタイのチェンマイで教えてもらったのは、基礎とトークセンです。昨年の秋からトークセンの施術100人目指して行っており、今35人目です。それなりには上達していると思います。今年2月に未破裂脳動脈瘤の手術を行うことになりました。昨年関わることになったタイマッサージと脳動脈瘤、何か関連があるか考えてみるのですが、まず、脳の手術は侵襲もあり軽いものではないので、予後の体調もしばらく後遺症が続く場合もあるようです。そのリハビリ方法の一つとなりそうです。
術後のことはまだわかりませんが、引き続きタイマッサージと関わりながらこれから進むべき道を探ろうと思います。
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