今の寒い時期、ヒートショックという言葉をよく聞きます。
温泉センターの前などで救急車が止まっているときがありますが、誰か中で倒れたのかな?と思ってしまいます。ヒートショックとは、温暖の差が激しいと血管が急激に収縮し、脳卒中を起こしたり心疾患を起こすことです。脳卒中とは、血管が破れることによって起こる疾患(くも膜下出血や脳出血)と、血管が詰まることによって起こる疾患(脳梗塞など)のこと(脳血管障害)だそうです。ちなみに厚労省の資料によると2019年の脳卒中の年間死亡者は4.4万人です。くも膜下出血の場合は事前に自覚症状がないまま発症は突然に起こりその1/3は死亡するやっかいな病気です。
手術までの間に注意を促されたのが、
・人混みの所に行かない、会食などしない(インフルエンザなどをうつされないように)
・たばこは吸わない
・酒はできるだけ飲まない
・規則正しい生活を送る
などです。温泉が大好きで時々行っていたのですが、着替え場所が結構寒かったり、混んでいたりでこれも行きづらい。外出はよっぽどの用事が無い限り買物ぐらいしか出かけないようにしています。酒も控えるようにとのことですが、さすがに飲まないわけにはいかない(手術の事も過るの)で、晩酌で一合未満にしています。たばこは手術全般によくないそうです。私は20年以上前に禁煙しています。
だんだん手術の日が近づいてきます。一度も手術をこれまでしたことがないので、できれば一生しないで済めばと思いますが、この未破裂動脈瘤という病気、何の症状も感じないのに手術せねばならないの?私の場合、2年で0.5mmほど直径が膨らんでいました。サイズが大きくなれば破裂する可能性も高くなる。
・死ぬ前に破裂する可能性が高くなっていく
・歳をとれば手術する体力などもなくなり手術できない
・特に、私の場合、タイにマッサージを習いに海外に行くことがあるので、現地で破裂した場合、ことばの問題や治療費も高額で健康保険がきかないのでたいへんなことになる。すぐに病院に救急車で運んでもらえないということも・・・。
ついでに言うと、もし海外で亡くなった場合、火葬代が50~60万円。もし火葬しないで日本に送る場合は200万~300万。火葬手続きに日本から家族が来ないと手続きを進められないとの話も。海外でもしもの時は、日本よりも何倍何十倍たいへんそうです。
経過観察を続けるのか、手術を決断するか、天秤にかけた結果でした。あえていえば、安心して手術台に乗るためにオペしてくれる先生と話し合える時間がもうすこしほしいと思っています。
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